徒然日記

日々の生活の中から感じたことをゆる~く不定期で綴ります。

2021年 夏ドラマ

2021年 夏ドラマ

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2021年の夏(7~9月)ドラマの感想をまとめました。

 

①#家族募集します (金)TBS

妻を亡くしシングルファーザーになった赤城俊平(重岡大毅)は、偶然再会した幼なじみの小山内蒼介(仲野太賀)がSNSに投稿した「#家族募集します」という呼び掛けに巻き込まれる。募集を見て集まった桃田礼(木村文乃)、横瀬めいく(岸井ゆきの)とその子供たちとの同居生活を描いた物語。別に自分の居場所が無いわけではないけど、何か居心地がよく集まって家族同然に振舞うあたり、ありえないと思いながらもハートフルなお話に引き込まれてしまいました。ただ仲野太賀は「この恋あたためますか」「コントが始まる」に引き続いての出演ですが、うるさいキャラにちょっと飽きてきました。

 

②痴情の接吻 (土)テレ朝(TVer

ハイスペックなサラリーマン上条忍(橋本良亮)が海外勤務から帰任すると、幼馴染の図書館司書の和華(中村ゆりか)と10年ぶりに再会。和華が引越し先を探しているところを強引に同居を迫る。本をこよなく愛する和華と、彼女を絶対的に愛し続ける忍の偏愛ラブストーリー。偏愛という言葉がぴったりなほど異常で温度差の激しいカップルでしたが、一途さに根負けしやがて引き込まれていく和華の心情がうまく表現されおり最後まで食い入るように見ていました。

 

③ただ離婚してないだけ (水)テレ東

結婚生活7年目の柿野正隆(北山宏光)と雪映(中村ゆり)は、ただ離婚していないだけの冷え切った夫婦。正隆は不倫相手の夏川萌(萩原みのり)を妊娠させ中絶させた一方で雪映にも妊娠が発覚して事態が急展開する不倫サスペンス。面白いorつまらないと言うよりも怖いが先に出てくるドラマでした。グロイ映像もあり、夜中に一人では絶対に見られない内容でした。途中で何度も視聴をやめようかと思いましたが、結局完走したのは怖いもの見たさなのでしょうか??

 

④来世ではちゃんとします2 (水)テレ東

2020年に放送された「来世ではちゃんとします」の第2弾。5人のセフレがいる性依存系女子・桃江(内田理央)ら、恋愛観をこじらせた男女の生態を赤裸々に描くラブコメディー。前回のノリで見ようと思いましたが、今期は視聴作品が多く、結果3話くらいでやめました。

 

⑤推しの王子様 (木)フジ

乙女ゲームを制作するベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉愛未)が、五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘する日々を描いたロマンティックコメディー。急遽代役として主演が決まった比嘉愛未ベンチャー企業の社長にはうってつけでした。これが当初予定されていた深田恭子だったら社長感が全くでなかっただろうなと思います。ただ役にははまったと思いますが、肝心の中身は今一つ。ゲームのキャラクターにそっくりな言わば王子様が目の前に現れ採用するも、常識を知らず扱いに困るところから、やがてピンチを救う存在になるというありふれたフィクションで最後まで見たものの惰性でした。

 

⑥ハコヅメ~たたかう!交番女子~ (水)日テレ

交番勤務の藤聖子(戸田恵梨香)と川合麻依(永野芽郁)は凸凹ペア。ハードな交番勤務に身も心もボロボロになり、辞める機会をうかがう麻依の前に、刑事課から異動してきた聖子が現れてのドタバタ劇。身近なようで意外と知らない、警察官の日常を涙と笑いで表現してくれました。途中永野のコロナ感染で撮影が止まったりもしましたが、最後まで楽しく見られました。

 

⑦TOKYO MER~走る緊急救命室~ (日)TBS

救命救急医・喜多見(鈴木亮平)らが、都知事直轄の救命救急チーム“TOKYO MER”を舞台に事故、災害、事件現場に駆け付け奮闘する姿を描いた医療ドラマ。厚生労働省から派遣された官僚であり救命救急医の音羽賀来賢人)も当初のミッションにジレンマを感じながらも、医師としての務めをしっかり果たすあたりは、脚本にやられたなあと感じました。

 

⑧プロミス・シンデレラ (火)TBS

夫に離婚を告げられ家を飛び出した人生崖っぷちのアラサーバツイチの桂木早梅(二階堂ふみ)がホームレス生活を始めた矢先、高校生の片岡壱成(真栄田郷敦)に遊ばれひょんなことから同居する羽目に。借金返済のため“リアル人生ゲーム”に巻き込まれるが、大人として立場をわきまえながらミッションをクリアしていく早梅の姿は一見の価値ありでした。

 

⑨ナイト・ドクター (月)フジ

崩壊寸前の救急医療を立て直すべく新設された夜間勤務専門の「ナイト・ドクター」が新設される。メンバーの美月(波瑠)は昼勤チームからのいわれのない暴言に苛立ちを覚えながらも、チームの成瀬(田中圭)、新(岸優太)、瞬(北村匠海)、幸保(岡崎紗絵)らとともに夜間救急の現場を盛り立てていく物語。

同じ医療ドラマのTOKYO MERと比較され十人十色の感想が飛び交っていますが、リアリティはナイトドクターが上かなと思いました。

 

⑩彼女はキレイだった (火)フジ

優等生の美少女から無職の残念女子になった佐藤愛(小芝風花)は、アシスタントとして雑誌編集部で働き始める。そんな売り上げ不振に喘ぐ編集部にやってきたのは、さえない太っちょの少年からイケメンエリートになった幼なじみの長谷部宗介(中島健人)。上司と部下として同じ編集部で働くが、宗介は愛に気付かず、愛も正体を明かせずにいた。

あと一歩が踏み出せずに遠回りをしてしまう愛にもどかしさを覚えながら最後まで見続けられました。両主演者はモコミと黒服物語のインパクトが未だに強いですが、本作もなかなか良かったです。

 

⑪初情事まであと1時間 (木)MBSTVer

恋人たちが初めて結ばれるまでの直前のストーリーを切り取った恋愛オムニバスドラマ。不器用で面倒くさいけど愛おしく掛けがえの無い瞬間を表現した作品。毎週一話完結で特定の役者さんへの思い入れはありませんでしたが、毎週流れるAdoの「夜のピエロ」が頭の中でパワープレーでした。

 

⑫にぶんのいち夫婦 (水)テレ東

 

中山文(比嘉愛未)はイケメンで誠実な夫の和真(竹財輝之助)と幸せな生活を送っていたが、ある時から次々に夫の浮気疑惑が浮上する。夫婦関係が壊れるかもしれないリスクを取るか、今後の日常を守るか、文は迷いながらも結婚生活を続けていく。

大切な日の約束を仕事を理由に何度も破られ、健気に嘘を信じ込もうとする姿にモヤモヤ。友人たち(秋元才加ら)の協力に力が入ったものの、まさかの展開に驚きでした。

 

 

今季は以上12作で、大変忙しいクールになりましたが、トップは⑩彼女はキレイだったでした。

小芝風花の爆発ヘアや中島健人の豹変ぶりも面白かったですが、二人の関係が何度も好転する機会があったにもかかわらず、何度も裏切られるたびに引き込まれていく感じがしました。また端役ではありましたが元TBSの宇垣アナも存在感を示していました。

次点:⑥ハコヅメ、⑧プロミスシンデレラ でした。